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言葉の壁超え仲良くなれた 中国、韓国の子らと絵本作り

■相知小5年島松君

2017年09月14日 08時21分

「音色鳥」を持つ島松君。モニターには、自分が担当したページを映している=唐津市相知町の相知小
「音色鳥」を持つ島松君。モニターには、自分が担当したページを映している=唐津市相知町の相知小

 唐津市の相知小5年の島松恭佑君(11)が、中国・韓国の子どもたちと絵本作りに挑戦した。1週間を韓国で過ごし、言葉の通じない相手と議論する難しさと大切さを学んだ。

 交流事業は2002年から、読書感想文コンクールの上位入賞者を相知小5年島松君 対象に開かれている。島松君は昨年、青少年読書感想文コンクールで入選して選ばれた。3カ国から10~12歳の子どもたちが約30人ずつ、計100人が参加。8月17~23日の1週間、首都ソウルや済州島などを観光し、うち2日間は10人ずつの班に分かれ、「音」をテーマに絵本を作った。

 絵本は、1人ずつ「音」から連想した絵を描き、10枚を一つの絵本にまとめるという方法で作るよう指示があった。島松君の班は話し合い、「まず音から連想するものを三つ考えて、一番いいと思ったものを絵にする」というルールを付け加えた。

 完成した絵本は「音色鳥(ねいろちょう)」という題名で、白い鳥が木や海や太鼓と出合い、体に色がついていくという物語。鳥は最終的に虹色になり、自分の体と同じ色の太鼓を作る。

 島松君は2学期が始まった1日、同学年55人の前で「自分の言いたいことが伝わらなくて話し合いに時間がかかったけど、身振り手振りでなんとかなった。みんなの意見を取り入れられてうれしかった」と交流会の感想を発表。「難しいことは考えず、とにかく仲良くなろうと積極的に話せるようになった」と自身の変化を語った。

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