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離島の火災など迅速対応 唐津市と旅客船協会が災害協定

2017年09月13日 08時45分

離島災害で唐津市と県旅客船協会が協定
離島災害で唐津市と県旅客船協会が協定

 離島の火災や救急に迅速に対応するため、唐津市と佐賀県旅客船協会(9社)が災害協定を結んだ。4月に神集島で発生した火災を受けて対応を見直し、安定的な渡航に向けて協力体制を築いた。

 4月の民家火災では、119番通報から消防士が現場の状況を確認するまで約50分を要した。神集島は消防本部と北部分署からともに直線で約8キロで海が行く手を阻んだ。島では消防団員34人が小型ポンプ5台で消火活動をしていた。近くの湊漁港には消防士12人、近隣の消防団員65人が集結したが、定期船が出た後ですぐに渡航できなかった。定期船の到着を待ち、臨時便で資機材とともに海を渡った経緯がある。

 市内の七つの離島では過去5年でぼやも含めて5回の火事があり、4回は島民で消火し、出動は久々だった。市は火災直後から同協会と協議を始め、今後は定期船の臨時便で対応したり、車両運搬船や不定期の旅客船を融通したりすることにした。協定外で海上保安庁との連携強化も決めた。

 8月25日に唐津市消防本部に関係者が集まり、締結式を開いた。同協会の中道清成会長(62)は「初動でその後の対応が変わる。島に行くのに、迷わず連絡できるようになったのが一番大きいのではないか」と話している。

【写真】災害協定書の締結式後に記念写真に納まる関係者=唐津市二タ子の唐津市消防本部

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