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鳥栖駅舞台に人情話 市民劇団、31日に公演

2017年03月20日 08時53分

公演に向け練習に熱が入るメンバーたち
=鳥栖市の本町会館
公演に向け練習に熱が入るメンバーたち =鳥栖市の本町会館

 鳥栖市民劇団(小澤止揚(しよう)団長)の第26回公演「鳥栖駅情話」が31日午後6時半から鳥栖市民文化会館で上演される。1世紀以上にわたり行き交う人々の泣き笑いを見守ってきた現在のJR鳥栖駅の歴史を、人情話を絡めながらたどっていく物語だ。

 駅が同市東町から現在の京町に移った明治36(1903)年の開業日、駅周辺がにぎわい始めた大正期、太平洋戦争後の三つの時代の物語で構成。長崎の炭鉱が閉山し、家族で北海道へ向かおうとする父親と、恋人とともに鳥栖にとどまりたい娘を軸に家族愛と周囲の庶民の交流を絡めて温かく締めくくる。

 6歳から77歳までのメンバー20人が当時の世相や文化を織り交ぜながら鳥栖地域の方言「きやぶ弁」を駆使して面白おかしく熱演する。舞台転換や大道具、小道具、衣装など裏方11人が支える。上演時間は60分。

 脚本、演出を担当する時計店店主の伊藤龍雄さん(77)は「昨年まで2年間、駅前食堂を公演してきたので今回は駅そのものの物語を考えた」と話す。毎日、駅を掃除しながら息子の戦地からの帰りを待つ母親役の尼寺はつみさん(66)は「人情味あふれる楽しい劇。ぜひ見に来て」と来場を呼び掛けている。入場無料。問い合わせは伊藤さん、電話0942(83)9620。

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