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三重津海軍所跡の発掘現場公開、160人見学

幕末の大型建物跡

2017年03月07日 10時32分

発掘調査で見つかった柱跡を見学する参加者=佐賀市の三重津海軍所跡
発掘調査で見つかった柱跡を見学する参加者=佐賀市の三重津海軍所跡

 世界文化遺産の三重津海軍所跡(佐賀市諸富町、川副町)の調査で見つかった大型建物跡の発掘現場の一般公開が5日、佐賀市の現地で開かれた。佐賀市教育委員会の担当者が現場説明し、参加した歴史ファン約160人が幕末佐賀藩の功績に思いをはせた。

 三重津海軍所跡は、幕末から明治にかけて佐賀藩が蒸気船の修理などを行った施設で、実用的な国産初の蒸気船「凌風丸」を建造した。

 一般公開では、市教育委員会文化振興課の中野充さんらが早津江川上流部の船屋地区というエリアを紹介。1.5~1.8メートルの深さから発掘された建物の柱跡を指さしながら「建物全体の長さは約50メートルで造船に使う木材を保管する小屋の可能性が高い」と解説した。

 柱跡からさらに地中に密集したカキの貝殻が発見され、「人工的なものなのか自然堆積したものか調査を進めていきたい」と話した。参加した佐賀市の末次龍夫さん(80)は「発掘調査の進行が楽しみ。丁寧な説明で理解が深まった」と話していた。

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