現在位置:

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

名護屋城で陣跡調査説明会 「島津の足跡」思いはせ

2017年02月16日 10時17分

発掘調査が進む島津義弘陣跡の主郭南面の石垣を見つめる説明会の参加者たち=唐津市鎮西町
発掘調査が進む島津義弘陣跡の主郭南面の石垣を見つめる説明会の参加者たち=唐津市鎮西町

 唐津市鎮西町にある名護屋城の「島津義弘陣跡」で進む発掘調査の説明会が12日、現地であった。朝鮮出兵で1万人の軍役を課された島津の陣跡を約70人の歴史ファンが歩いた。

 島津陣跡は本丸から北西2・5キロに位置し、140ほどある陣跡の中でも本丸から遠い位置にある。約10ヘクタールの大規模なものと考えられている。残り具合がよく、特別史跡に指定されている23の陣跡の一つで、第4期保存整備事業計画に基づき、本年度から発掘調査を実施し、2019年度に報告書をまとめる予定。

 陣跡では、本丸に当たる主郭に入るための虎口(出入り口)付近や当時の姿が比較的残っている主郭南面の石垣などを見学した。発掘担当の県立名護屋城博物館の村松洋介学芸員(38)は「義弘の息子の忠恒(ただつね)は蹴鞠(けまり)が好きで、家臣の日記に何度もここで遊んだという記録が残っている」など当時の様子を説明した。

 一昨年から4回ほど陣跡説明会に参加している小城市の馬場三恵子さん(65)は「歴史と壊されたものへの郷愁を感じる。どんな思いでここまで来たかと思いながらいつも見ている」と語った。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

記事アクセスランキング