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「佐賀藩産業革命担う」小説家・伊東さんが功績紹介

2017年02月07日 10時25分

佐賀藩が明治維新に果たした役割や鍋島直正の功績について講演した伊東潤さん=佐賀市の佐賀城本丸歴史館
佐賀藩が明治維新に果たした役割や鍋島直正の功績について講演した伊東潤さん=佐賀市の佐賀城本丸歴史館

 歴史小説家・伊東潤さんの講演会「幕末の佐賀藩」が4日、佐賀市の佐賀城本丸歴史館で開かれた。歴史愛好家ら約430人が来場し、明治維新を支えた佐賀藩の技術力や藩主・鍋島直正の功績などの話に聞き入った。

 伊東さんは2007年、「武田家滅亡」でメジャーデビュー。吉川英治文学新人賞など数々の受賞歴があるほか、近年では毎年のように直木賞候補に挙がっている。講演会は、同館で開催中の特別展「直正と斉彬(なりあきら)」の関連イベントとして、県文化課が開いた。

 伊東さんは幕末の佐賀藩を「日本の産業革命を担った唯一の藩」と紹介。フェートン号事件など外国の脅威を受け、鉄製大砲製造など技術開発に取り組んだ先進性や、直正が徳川慶喜の「佐賀藩兵を京都に駐屯させたい」との依頼を受けなかったことが大政奉還につながったことなどを詳しく解説した。

 また江藤新平の功績や、佐賀の乱につながった中央政界の対立についても話し、「佐賀の乱は大久保利通らの陰謀だった」などと話した。

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