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千栗八幡宮で御粥試 良年だが「台風見ゆ」

2016年03月16日 10時40分

お粥試の占いの結果を解説する東宮司(中央)=みやき町白壁の千栗八幡宮
お粥試の占いの結果を解説する東宮司(中央)=みやき町白壁の千栗八幡宮

 お粥に生えたカビの色や乾湿で作況や天候を占う「御粥試(おかゆだめし)」が15日、佐賀県みやき町白壁の千栗(ちりく)八幡宮であった。年間を通して豊作で良い年と出た一方、大きな台風被害のおそれも見えた。

 約1300年前の創建当時から続くとされる日本三大粥祭りの一つ。一粒ずつ厳選した一升七合の米を、一斗(約18リットル)の水で2月26日に炊きあげて銅製の神器に入れる。いったん神殿に収め、春祭りのある15日に境内にあるお粥堂に移し、占いの結果を公表している。

 今年は赤、青、黒、白、黄の5色全てのカビが見られた。1年全体は十段階中の「八」で良い年に。大麦などの作物もおおむね「上」と出た。ただ、大風と事故が「大いに見ゆ」となり、東正弘宮司(76)は「近年は大きな台風はよけていたが、今年はいくつか直撃するかもしれない。準備が必要」と注意を呼び掛けた。

 近くに住む兼業農家の宮原史己さん(59)は「毎年この占いの結果を見て1年の心構えをしている。台風被害に備えたい」と話した。神器に入ったお粥は数日間、お粥堂で展示するという。

※佐賀新聞電子ビューア(http://www1.saga-s.co.jp/viewer/plan.html)に動画

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