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「食、佐賀から見直しを」佐大農学部、60周年記念し式典

2015年05月25日 10時30分

農学部の同窓生ら約200人が集まり、筒井ガンコ堂さんの講演などがあった記念式典=佐賀市の佐賀大
農学部の同窓生ら約200人が集まり、筒井ガンコ堂さんの講演などがあった記念式典=佐賀市の佐賀大

 佐賀大農学部の創立60周年記念式典が23日、佐賀市の同大で開かれた。エッセイストの筒井ガンコ堂さんが基調講演し、研究者や企業経営者として第一線で活躍する学部OBが駆けつけ、在学生にエールを送った。

 筒井さんは、外食率が増え、食の均一化が進む現状をテーマに話した。外食チェーンの急伸や個食化の進行により、「均一化・無国籍化が進んで日本固有の食文化が衰退している」と指摘し、「その土地のものを季節に応じて食べる在来の食文化を、農業県・佐賀から見直そう」と呼び掛けた。

 学部OBとして、宇都宮大バイオサイエンス教育研究センターの児玉豊准教授、ソフトウエア会社・オプティムの菅谷俊二社長も登壇。学生時代や卒業後の経験を踏まえ、「答えがないことを楽しもう」「自分を変える出会いに遭遇してほしい」と後輩たちにメッセージを贈った。

 農学部は1955年7月に設置され、これまでに約7300人が巣立った。式典には同窓生ら約200人が参加した。渡邉啓一学部長は農業を取り巻く環境の変化を見据え、「経営能力を備え、グローバルに活躍できる人材を育成していきたい」と抱負を語った。

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