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JR新型車両「305系電車」 2月5日から筑肥線で運行

2015年01月15日 10時18分

8日公開されたJR筑肥線の新型電車「305系」。前後を黒、側面を白にした外観はスタイリッシュだ。奥は在来線の「103系」=唐津市西唐津のJR九州唐津車両センター
8日公開されたJR筑肥線の新型電車「305系」。前後を黒、側面を白にした外観はスタイリッシュだ。奥は在来線の「103系」=唐津市西唐津のJR九州唐津車両センター
フローリングの床を採用した1号車
フローリングの床を採用した1号車
1号車以外の床には、QRコードのような柄を採用。ちょっとした〝遊び心〟だ
1号車以外の床には、QRコードのような柄を採用。ちょっとした〝遊び心〟だ
車内の冷暖房効果を高めるためのスマートドア。ドア横のボタンを押すとドアが開閉する
車内の冷暖房効果を高めるためのスマートドア。ドア横のボタンを押すとドアが開閉する
座席の柄は全部で11種類
座席の柄は全部で11種類

■最新技術、遊び心満載 通勤や旅行快適、楽しく

 「通勤や旅行を快適で楽しく」-。JR九州が、2月5日から筑肥線で運行する新型車両「305系電車」は、最新の技術を使って乗り心地や環境性能を追求した列車だ。一部車両の床をフローリングにしたり、座席の柄を華やかにしたりと遊び心もたっぷり。車窓から見える海岸沿いの美しい景色とともに、唐津の旅に新たな魅力が加わりそうだ。

 福岡市営地下鉄にも乗り入れ、西唐津駅-福岡空港駅で運行する「305系電車」のコンセプトは、「人にやさしく、環境にやさしいスマートトレイン」。豪華寝台列車「ななつ星in九州」を手がけた水戸岡鋭治氏が設計した。前後は黒、周囲は白を基調にした外観で、室内も窓が広く、開放感がある。

 注目は唐津へ向かう先頭車両1号車だ。床は、「QRコード」を模したユニークな柄の他の5両と違い、この車両だけが木のフローリングになっている。唐津への観光気分を湧き立てるのが狙い。色目が豊かな南米産のクルパウを使用しており、丈夫で水に強く、ハイヒールなどでも傷が付きにくいという。広告スペースも木枠にして統一感を出した。広さにゆとりのあるトイレも備えている。

 通勤型車両はドアの数が多く、中の空気が一気に入れ替わることから、本州の寒冷地などで見られるスマートドアを初めて採用した。乗客自身がボタンを操作し、使用するドアだけ開閉することで冷暖房効果を高められる。ドアの上の大型モニターでは、日本語、英語、韓国語、中国語の4カ国表示で行き先を案内。福岡空港からの外国人観光客にも配慮した。

 各車両に車いす、ベビーカースペースを備え、乗務員と会話できる非常通報装置も4カ所ずつ設置。従来より省エネに成功し、防音車輪や密閉式モーターで車内の静音性も高まった。

 2000年の「303系」以来、15年ぶりの新型車両導入となる「305系」は、総工費約57億円。3月までに6両6編成を投入する予定。同社は「唐津へのお出かけや通勤、通学で楽しく使ってほしい」と呼び掛ける。

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