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南東北総体 新体操、神埼清明圧巻V演技

高い精度観衆魅了

2017年08月13日 09時58分

新体操男子団体 優勝した神埼清明の演技=山形市総合スポーツセンター
新体操男子団体 優勝した神埼清明の演技=山形市総合スポーツセンター
新体操女子団体 手堅くまとめた演技で8位となった佐賀女子=山形市総合スポーツセンター
新体操女子団体 手堅くまとめた演技で8位となった佐賀女子=山形市総合スポーツセンター

■構成変更重圧乗り越え

 数々のパフォーマンスに観衆がどよめき、惜しみない拍手を送った。新体操男子団体の神埼清明が、4年ぶりに悲願の日本一に返り咲いた。昨年までは2年連続で準優勝。中山智浩監督は「メンバーを入れ替え、構成も大きく変えた。優勝できてほっとした」とプレッシャーから解放された様子だった。

 1カ月前、力技の要だった3年生がメンバーから外れ、中学時代に全国ジュニアで団体準優勝の経験がある新人・乾蒼真を起用。チーム6人は1、2年生のみとなり、演技の構成も大きく変わった。難度は若干下がったが、その分ノーミスは優勝の絶対条件となった。

 演技の見せ場は、序盤に高さのある組み体操を1人が飛び越えるパフォーマンス。昨年と違い、飛び越す選手がV字開脚するなど、より派手な演出で観衆を一気に引きつけた。

 その後も息の合ったタンブリングや180度開脚の片足立ちなどレベルの高い演技を展開。倒立で1人が不安定になりかけたが持ちこたえ、演技を終えたメンバーたちは一様に優勝を確信した。

 チームを引っ張る石橋侑也は「構成が変わりつらかったが、日本一を目指す練習量はどこにも負けない」と胸を張る。奥田〓司主将も「練習がハードで、下級生たちを励まし続けた」と語った。

※〓は寛の目の右下に「、」

 部員全員でつかんだ優勝。次に目指すのは来春の全国選抜制覇だ。

 ▽男子団体(1)神埼清明(乾、松本、石橋、八並、野口、武田)17・900点

 ▽女子団体(8)佐賀女子(仙波、高井、榎本、後藤、枝折、千葉)15・450点

■神埼清明選手ひとこと

 石橋侑也 悔いのない演技ができてうれしい。支えてもらった3年生の分も気持ちに込めた。

 松本健太 構成が変わり短い期間だったが、今までの中で一番いい演技ができた。

 八並剛 (大ジャンプで)会場全体がこっちを見ていたことは分かった。出来は100点。

 野口勇人 昨年けがで出られず、初めての全国総体は緊張したが、思い切ってやれた。

 武田大河 最高。今まで頑張ってきたということを、観客の反応で感じることができた。

 乾蒼真 チームに入り、日ごろから人一倍倒立などをやっていた。歓声が気持ちよかった。

■佐賀女子 手堅く8位

 新体操女子団体の佐賀女子は手堅い演技で前年の19位から大きく順位を上げ8位に入った。

 6月の全九州大会で苦い思いをした。チームリーダーの仙波紘佳が投げたフープが場外に落ち、まさかの7位。「気持ちが真っ白になった」という彼女を仲間たちは責めることなく、気持ちを切り替えるように横川由美監督もフォローした。

 5人全員がフープを使う今大会。手具の落下ポイント、手や脚でのキャッチで目立ったミスはなく、仙波たちの気持ちが入った演技が光った。

 「インターハイでは絶対に取り返そうという気持ちで頑張った」と仙波。横川監督は「練習してきたことが100パーセントやれた」と目を潤ませて選手たちを迎えた。

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