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鳥栖商、佐賀商振り切る

第99回全国高校野球選手権佐賀大会 第8日

2017年07月17日 10時42分

3回戦・鳥栖商-佐賀商 佐賀商打線を2点に抑えた鳥栖商の田中大翔=みどりの森県営球場
3回戦・鳥栖商-佐賀商 佐賀商打線を2点に抑えた鳥栖商の田中大翔=みどりの森県営球場

鳥栖商 3-2 佐賀商

 鳥栖商は投打の主軸が活躍して主導権を握り、佐賀商を振り切った。

 鳥栖商は二回、1死一、三塁から9番田中の右前適時打で先制。五回は四球と安打で得た1死一、二塁の好機で4番布江が右越えに2点二塁打を放ち突き放した。先発田中は五回に2点を奪われ、その後も再三得点圏に走者を背負ったが、粘りの投球で追加点を許さなかった。

 佐賀商は五回に敵失と3番空閑の左前打で1点差まで詰め寄ったが、終盤の好機にあと1本が出なかった。


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■田中粘投昨夏の雪辱果たす

 九回裏2死三塁。鳥栖商の田中大翔は最後の打者を打ち取ると、左手を突き上げて雄たけびを上げた。第3シードの佐賀商から8安打を浴びたが、要所を踏ん張って2点に抑え、5年ぶり8強の立役者となった。

 1点差に詰め寄られた五回以降、再三走者を背負った。「スピードがあるわけじゃないので、仲間を信じ、打たせて取ることだけを考えた」。大飛球を飛ばされてもひるまず、低めを丁寧に突く自分の投球を貫いた。奪った三振は一つだけでも、それでよかった。

 この日はリベンジを誓った舞台でもあった。佐賀商に挑んだ昨夏の2回戦は、初回に満塁本塁打を浴びるなど打ち込まれ、三回途中でマウンドを降りた。忘れることがなかったあの時の悔しさを、最高の結果で晴らした。

 チームは好投手を擁した神埼清明、第3シードの佐賀商を連破した。「自分たちで流れを読み、試合を運べるようになっている」と園田元紀監督。田中は「次も特別なことは考えず、普段通り投げるだけ」とエースとしての自覚を示した。

■「とにかく残念」

 佐賀商が放った安打は鳥栖商を上回る8安打。三回以外は走者を出し、相手に圧力を掛け続けたが、ここ一番で決定打が生まれなかった。1点差負けの結果に、森田剛史監督は「とにかく残念」と悔しさをにじませた。

 「選手たちは前半硬く、逆に相手には勢いがあった」と森田監督。焦りはなかったが、追う展開になり、リズムに乗れなかった。内外野へのフライアウトが12と、相手エースを最後まで打ちあぐねた。

 五回に1点差に詰め寄ると、2年生エース木村颯太が奮闘。六、七、八回と相手を三者凡退に抑え、流れを引き寄せかけたが、それでも1点が遠かった。

 ▽3回戦(みどりの森県営球場)

鳥栖商 010 020 000 3

佐賀商 000 020 000 2

▽二塁打 大木、布江(鳥)竹下(佐)

鳥栖商3―2佐賀商

  鳥栖商  打安点

(6) 赤 司400

(7) 井 樋300

(8) 大 木520

(4) 布 江312

(3) 山 内300

(2) 近 藤300

(5) 寺 田310

(9) 福 成410

(1) 田 中411

    計 3263

 振 球犠盗失併残

 10610209

  佐賀商  打安点

(9) 山 崎510

(5) 上 田510

(8) 空 閑311

(2) 竹 下410

(7) 内 田410

(3) 原 田410

(4) 土 井200

(6) 済 木420

(1) 木 村200

    計 3381

 振球犠盗失併残

 1141109

投 手 回 安振球

田 中 9 811

木 村 9 6106

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