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=全国高校駅伝= 鳥栖工、追い上げ14位

2015年12月21日 09時45分

全国高校駅伝男子で、ゴールする鳥栖工のアンカー・吉武佑真=西京極陸上競技場
全国高校駅伝男子で、ゴールする鳥栖工のアンカー・吉武佑真=西京極陸上競技場
閉会式で男子4区の区間賞表彰を受ける鳥栖工の宗直輝=京都市のハンナリーズアリーナ
閉会式で男子4区の区間賞表彰を受ける鳥栖工の宗直輝=京都市のハンナリーズアリーナ

 鳥栖工は1区で38位と大きく出遅れたが、4区で区間賞の宗をはじめ後続選手が強力に挽回、14位まで順位を上げた。

 1区はハイペースの展開に大坪がつまずいた。しかし、3区を終えた時点で32位に上がると、4区宗は攻めの姿勢を貫き、圧巻の12人抜きで一気に20位に。5区松下も区間3位と健闘して15位まで追い上げた。

 終盤は2年生コンビが粘った。6区井手が区間7位、7区吉武が区間11位と踏ん張り、最後は目標の入賞8位に13秒差に迫った。

 

 =ハイライト=

■宗12人抜き、区間賞

 「ただ順位を上げることだけを考えた」。4区で鳥栖工の宗直輝が12人抜きの快走を見せた。20位まで順位を上げ、終わってみれば区間1位タイ。県大会の4区で24分1秒の区間新をマークしたが、都大路では本人もびっくりの23分17秒をたたき出した。

 1区で大坪桂一郎主将が予想以上のハイペースに苦しみ、先頭集団から脱落した鳥栖工。38位でのスタートは全くの想定外で、古川昌道監督は各中継所の選手たちに「攻める選手がいればついて行き、いなければ自分で攻めるように」と指示を出したという。

 宗は5000メートルでチーム最速。4区はもともと「稼ぐ区間」(古川監督)の位置づけだったが、出遅れでさらに気合いが入った。32位でたすきをもらうと、2キロ過ぎで秋田工の安藤駿に追いつき、並走しながら次々と前をとらえた。

 これでチームにギアが入った。続く5区でも松下良が区間3位と健闘するなど、後半4区間は、いずれも40回出場している同校の歴代最高記録に達する力走を見せた。「最初に遅れると、後続にも連鎖して、走れないのが普通だけど」と古川監督も脱帽した。

 14位のゴールは目標の「8位入賞」には届かなかった。8位のチームとの差は13秒。大坪主将は「よく巻き返してくれた。それだけに自分がしっかり走っていれば」と悔やんだ。だが、2時間5分22秒は目標タイムより8秒速く、同校の全国大会記録も塗り替えた。

 【男子区間1位記録】

1区(10キロ) 関颯人(長野・佐久長聖)29分8秒

2区(3キロ) 井上広之(広島・世羅)8分15秒

3区(8.1075キロ) ポール・カマイシ(広島・世羅)22分51秒

4区(8.0875キロ) 宗直輝(鳥栖工)

         永井拓真(茨城・水城)23分17秒

5区(3キロ) 山口和也(広島・世羅)8分38秒

6区(5キロ) 植村拓未(広島・世羅)14分25秒

7区(5キロ) 中川翔太(熊本・九州学院)14分16秒

 【鳥栖工の区間成績】

区間(距離)   選手    区間成績  累計

1区(10キロ)  大坪桂一郎 (38)30分43秒 

2区(3キロ)  添田 知宏 (14)8分28秒 (35)39分11秒

3区(8.1075キロ)西野 匠哉 (26)24分41秒 (32)1時間3分52秒

4区(8.0875キロ)宗  直輝 (1)23分17秒 (20)1時間27分9秒

5区(3キロ)  松下  良 (3)8分45秒 (15)1時間35分54秒

6区(5キロ)  井手 孝一 (7)14分49秒 (13)1時間50分43秒

7区(5キロ)  吉武 佑真 (11)14分39秒 (14)2時間5分22秒

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