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集団的自衛権、法改正で歯止め 佐賀市でシンポ

2014年08月03日 10時18分

集団的自衛権の行使容認について講演する九州大法学部の南野森教授=佐賀市のメートプラザ佐賀
集団的自衛権の行使容認について講演する九州大法学部の南野森教授=佐賀市のメートプラザ佐賀

 集団的自衛権の行使容認について問題意識を持ってもらおうと、佐賀県弁護士会と日弁連は2日、佐賀市のメートプラザ佐賀でシンポジウムを開いた。憲法学者が講演し、安倍政権の「解釈改憲」に疑問を投げかけ、「今後の関連法改正の国会議論を注視し、歯止めが必要」と訴えた。

 アイドルグループAKB48のメンバーに講義する形で編集した憲法入門書『憲法主義』の著者で九州大法学部の南野森(しげる)教授が講演。南野教授は、集団的自衛権の閣議決定について「9条ほど日本を象徴する条文を解釈で変えたことは許されない」と強く非難した。

 一方で、武力行使を認める新3要件について「文言を厳密に解釈すれば、限りなく個別自衛権に近い」とし、武力行使はほぼ不可能との見方を説明。解釈に幅があることから「関連法改正で歯止めができる余地はある。今後の国会での議論を国民が厳しくチェックしなければならない」と強調した。

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