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知事、諫早干拓開門予算見送り「遺憾」 県議会開会

2017年09月13日 08時06分

9月県議会開会
9月県議会開会

 9月定例佐賀県議会は12日開会し、県は約36億9300万円の一般会計補正予算案など17議案を提案した。山口祥義知事は国営諫早湾干拓事業に関し、政府の来年度予算概算要求で開門に関する予算が見送られたことに触れ「大変遺憾に思う」と述べ、国に環境変化の原因究明と有明海再生に真剣に取り組むよう訴えた。

 国は2010年の福岡高裁確定判決で「開門」の義務を課されて以降、初めて開門対策費の予算化を見送っている。山口知事は、17日に斎藤健農相と有明海を視察することを説明した上で「厳しい現状を受け止めるとともに、漁業者の生の声を聴いていただきたい」と求め、県として漁獲量増加に向けた緊急対策を取る姿勢を示した。

 佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画では、オーストラリア沖の米軍機墜落や大分空港への緊急着陸を受け「安全性は極めて重要であり、防衛省からの説明を聴取し、しっかり確認したい」と述べた。再稼働手続きの最終段階となる3号機の使用前検査が始まった九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)や九州新幹線長崎ルートへの対応は、国などの動向を注視するとした。

 明治維新150年事業では、「肥前さが幕末維新博覧会」の開幕を約半年後に控え、今回の補正予算案でラインアップがほぼ出そろい、市町の取り組みも具体化し、「県内全域・県民総参加型に近づいている」と説明した。

 会期は10月4日までの23日間で、9月19日から3日間、一般質問を行う。

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