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日本コガネムシ、スイスで初確認

温暖化で北上か

2017年07月22日 13時00分

日本コガネムシ、スイスで初確認

 【ジュネーブ共同】スイス南部ティチーノ州当局は21日までに、農作物を食い荒らす害虫として知られる、日本在来種のコガネムシ「マメコガネ」の侵入を初確認したと明らかにした。隣接するイタリア北部までだった生息域が、地球温暖化の影響で北上したとみられる。

 州当局は繁殖した場合、農業に大きな被害を与える恐れがあるとして、徹底的な駆除を行うと表明した。

 ティチーノ州当局やスイスメディアによると、6月21日にイタリア国境に接する同州スタビオでわなにかかった成虫3匹を発見。その後、さらに11匹が見つかり、侵入は確実と判断した。

 マメコガネは全長10ミリ前後で日本では全土に分布。1910年代に北米に上陸、農業害虫として「ジャパニーズ・ビートル」と呼ばれるようになった。中国、カナダなどにも生息している。州当局によると、欧州では70年にポルトガル・アゾレス諸島への侵入確認が初めて。2014年にイタリア北部ロンバルディア州で発見されたが、繁殖を防げなかった。

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