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CCC運営の武雄市図書館 来館5.4%減68万人

16年度 注目落ち着き、登録更新せず

2017年05月18日 11時06分

2016年度の来館者数は68万8000人で、3年連続で減少した武雄市図書館
2016年度の来館者数は68万8000人で、3年連続で減少した武雄市図書館
CCC運営の武雄市図書館 来館5.4%減68万人

 書店やレンタルのTSUTAYA(ツタヤ)を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理運営する武雄市図書館の2016年度の来館者は前年度比5・4%減の68万8千人だった。3年連続減で、CCC運営初年度で来館者が急増した13年度の92万人と比べると25・4%(23万4千人)減った。

 来館者数の推移を見ると、13年度は92万3036人、14年度80万736人、15年度72万8242人で、16年度は68万8710人だった。過去3年の減少率は13・2%-9・1%-5・4%と縮小傾向が続いている。“ツタヤ図書館”として全国的な注目を集めたリニューアルから4年を経て、急増した来館者数の変動も落ち着いてきた。

 16年度の貸出利用者は前年度比7・1%減の13万9808人、貸出冊数は同7・5%減の42万6536冊で、いずれも来館者同様に3年連続で減った。

 16年度の実績を、指定管理運営前で年間比較できる11年度と比べると、来館者は2・69倍、貸出利用者は1・69倍、貸出冊数は1・25倍。いずれも増えているが、貸出利用者と冊数は来館者ほどの伸びはない。

 貸出利用者の内訳は市内が54・8%、県内市外が32・5%、県外が12・6%。指定管理前は市内が79・1%だったが、直近4年とも市内は55%前後で、貸出利用は市内外ほぼ半数ずつという状況が定着している。

 利用登録者数は2万9498人で、5万人近かった前年度から2万289人減った。大幅減の理由は来館者が急増した13年度の登録者が3年間の期限切れ後に更新していないため。登録者の内訳は市内33・7%(9946人)、市外66・3%(1万9552人)。

 指定管理後に開館時間を延長した夜の時間帯(午後6~9時)の貸出状況は全体の22・3%、朝(午前9~10時)は5・5%。前年度とほぼ同じで、開館延長の時間帯に全体の3割が利用している。

 武雄市文化課は「熊本地震の影響なのか、4~8月は前年実績の9割程度だったが、10、12、1月は前年を上回った。今後は年間70万人前後で推移すると思う」とみる。CCCとの指定管理契約(5年間)は本年度までで、来年度以降の対応は今後、選定委員会で協議することになっており、「来館者や貸し出しの数字、アンケートなどを分析し、運営を総括したい」とする。

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