現在位置:

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

オスプレイ配備 6月の議会前に論点整理

知事19日にも副大臣と面談

2017年05月17日 07時38分

 佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画を巡り、佐賀県の山口祥義知事は16日の定例記者会見で、6月県議会前に県としての考えをまとめた論点整理を公表する考えを示した。19日にも防衛省の若宮健嗣副大臣と面談し、配備計画に関して意見交換する方向で最終調整している。

 山口知事は、4月26~28日に防衛省が実施した地権者説明会で県の意思表示を求める意見もあったことを踏まえ、「さまざまな課題について論点整理をしている。準備ができ次第、公表する」と説明した。6月13日に開会予定の定例県議会前に提示する方向で作業しており「議論が進むことを期待している」と述べた。

 県はこれまで九州防衛局に対し、オスプレイの安全性のほか騒音、汚水による生活や漁業への影響など139項目を質問し、12日に全ての回答がそろった。論点整理では、受け入れの可否は明示せず、項目ごとに現時点で県が精査した結果を示す。

 地権者説明会で反対意見が多かったことには、同時期に諫早湾干拓事業の開門問題で国が控訴しない判断をしたこともあり、「国の公共事業による環境悪化、その後の不誠実な対応による不信感が極めて強い。その思いが色濃く出た」と語った。国との信頼関係が重要と指摘し「地権者が納得しない限り、その先は見通せない」と、今後も防衛省と地権者とのやりとりを注視する考えを示した。

 また複数の関係者によると、若宮副大臣は19日で調整している会談で、昨年12月に沖縄県名護市沖で起きた米軍オスプレイ大破事故を受け機体の安全性などを説明するとみられる。山口知事は日程について「調整中」と明言を避けたが、「この問題に関してどのような判断をされたのかを含め、しっかりと見解を聴きたい」と話した。

=オスプレイ配備の先に=

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

記事アクセスランキング

明治維新150年