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うれしの新茶 初入札の点数、量は平年並み

品質に期待

2017年04月23日 09時51分

出品された茶の外観や香りを確かめていく商社員=嬉野市の西九州茶農業協同組合連合会
出品された茶の外観や香りを確かめていく商社員=嬉野市の西九州茶農業協同組合連合会

 佐賀・長崎で生産されるうれしの茶の新茶初入札会が22日、嬉野市の西九州茶農業協同組合連合会(茶連)であった。上場点数と量目はいずれも平年並みの96点、2246キロ。最高値は過去最高を更新する4万3千円(前年比1%増)、平均単価は5175円(同11%増)だった。

 昨年秋以降の適度な降雨と日照など生育環境は順調で、霜害もなかった。茶の萌芽(ほうが)が遅く前年より4日遅れての開催となったものの、「内容は非常にいい。例年以上のおいしい茶ができている」(茶連)といい、品質に期待が高まっている。

 摘採が集中し出品が過去最多となった昨年からは、点数、量ともに落ち着いた。「今後増えていくことを考えると、相場展開としても理想的な数量。平均的な取引ができた」(同)という。

 この日は嬉野市や唐津市、長崎県内から17戸が出荷し、31商社が参加。商社らは茶葉を一つ一つ手に取り、形状や香り、湯を注いだ時の水色や味を念入りに確かめていた。

 本年度の取扱量は1400トン(前年比2%増)、販売高は20億円(同8%増)を見込む。生育の最盛期は4月末から5月の大型連休の見通し。西九州茶連の藤瀬秀樹参事は「品質が良かったため商社の購買意欲も強く、今後が期待される結果だった。多くの消費者に急須で入れた茶葉本来のうま味を味わってもらいたい」と期待した。

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