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北朝鮮ミサイル、36発同時発射も

「防御できる保証ない」米専門家

2017年03月09日 16時39分

北朝鮮ミサイル、36発同時発射も

 【ワシントン共同】弾道ミサイル4発を6日に発射した北朝鮮に関し、米専門家は「36発同時に発射できる能力がある」と指摘、日米韓では北朝鮮による同時多発ミサイル攻撃への警戒感が強まっている。

 北朝鮮の軍事情勢に詳しいジョセフ・バミューデス氏は7日、ワシントンで記者会見し、北朝鮮が弾道ミサイルの移動式発射台を相当数保有していることを根拠に、タイプの異なる36発を同時多発的に発射する能力があると指摘した。

 北朝鮮は今回、北西部・東倉里(トンチャンリ)から発射、在日米軍基地への攻撃訓練だったとしている。朝鮮中央テレビは発射台付き車両からミサイル4発がほぼ同時に発射され、整然と並んで飛行する映像を放送した。昨年9月に連続発射されたのと同じ射程千キロの「スカッドER」とみられている。

 バミューデス氏は北朝鮮の意図について「ミサイル防衛態勢を破るだけの集中攻撃と異なる場所から同時発射できる能力を見せようとした」と強調した。

 韓国ではミサイル防衛態勢強化の一環として米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備が進んでいるが、会見に同席した米航空宇宙学者ジョン・シリング氏は「北朝鮮が巧みに集中攻撃を仕掛ければ、THAADでも防御できる保証はない」との見解を示した。

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