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藻類産業20ヘクタールに集積 佐賀市

18億円で整備後売却

2017年02月24日 10時08分

 佐賀市は、藻類培養拠点として整備予定の市清掃工場(高木瀬町)北側の用地約20ヘクタールを約18億円で取得・整備して、藻類関連企業に売却する。佐賀大学本庄キャンパス内に筑波大と連携した研究機関を設立するほか、民間企業の事業参入を後押しする協議会も組織し、佐賀市への藻類産業集積を目指す。

 市清掃工場に隣接する民有地20・4ヘクタールの取得費は9億3800万円。18年度までに約8億4千万円で土地を造成し、藻類企業に売り渡す。19年度の操業を見込む。新年度当初予算案に用地取得費と土地造成費の一部を含む11億8800万円を計上した。清掃工場西側に藻類培養のアルビータが進出しており、同社への売却を視野に入れている。

 市バイオマス産業都市推進課は「20ヘクタール規模の培養施設は世界最大規模」としており、造成地で藻類培養が始まった場合、新たに100人の雇用が生まれると見込んでいる。

 藻類の生産拠点整備と並行して、佐賀大、筑波大と共同で培養や製品加工を研究する「さが藻類産業研究開発センター」を設立する。研究者1人が常駐し、藻類からの成分抽出や屋外大量培養、利活用方法を研究する。本年度2月補正予算案で5千万円を組んだ。

 17年度には産学官、金融機関と連携する「さが藻類バイオマス協議会」も発足し、研究成果を民間企業と共有して藻類分野への民間参入を促す。

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