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武雄市図書館 ブーム落ち着き、前年度比12万人減

2015年04月09日 10時40分

2014年度は80万人が来館した武雄市図書館。書店やDVDレンタル店、コーヒーチェーン店を併設している
2014年度は80万人が来館した武雄市図書館。書店やDVDレンタル店、コーヒーチェーン店を併設している

■2年目は80万人

 武雄市は、レンタル大手TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に運営委託している市図書館の2014年度利用状況をまとめた。来館者は80万人で前年より12万人減り、全国的な話題になった開館初年度から少し落ち着いた。貸出利用者、貸出冊数も減少したが、民間委託前と比べると高い数字を維持した。

 昨年度の来館者は80万736人。前年度より12万2300人少なかった。貸出利用者は15万3545人で前年度比1万4354人減、貸出冊数は48万153冊で6万5171冊減った。

 民間委託前で年間比較できる11年度の実績と比べ、来館者は3・13倍、貸出利用者は1・86倍、貸出冊数は1・41倍になる。

 民間委託後に開館時間を延長した夜の時間帯(午後6~9時)の貸出冊数は全体の24・0%、朝(午前9~10時)は5・8%。開館延長は定着しているようだ。

 貸出利用者の居住地の内訳は市内が54・8%、市外が32・1%、県外が13・1%。利用登録時のカード選択は、ポイントがたまるTカードが92・7%、図書館利用カードが7・3%で、居住地、カード選択とも前年とほぼ同じ比率だった。

 武雄市教委文化・学習課は「ブームが過ぎ、来館者が減るとは思っていた。ただ、80万人を超え、リニューアル前の3倍超という数字は、多くの人に利用してもらっていることを実感する」と話す。「篆刻(てんこく)や英会話の講座、赤ちゃんおはなし会や講演会など企画が増え、スタッフサービスの満足度も13年度の69%から78%にアップした」と背景を分析した。課題として1万4千人余りとなっている市民の利用登録者数を増やすことを挙げた。

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