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=さが教育新流= 武雄・官民一体型学校で親子見学会

2015年01月18日 11時01分

武内小の児童と一緒に、タブレット端末を使った計算問題を解く、福岡県から参加した児童(中央)=武雄市武内町の同校
武内小の児童と一緒に、タブレット端末を使った計算問題を解く、福岡県から参加した児童(中央)=武雄市武内町の同校

■「児童生き生き」好評-反転授業、花まるタイム…移住検討者も

 武雄市は17日から1泊2日の日程で、今春導入する官民一体型学校に学ばせたいと希望する親子を対象にした見学ツアーを実施した。全国から13組31人が参加、初日はモデル校の武内小で授業を見学し、子どもたちは実際に授業を受けた。連携する民間学習塾「花まる学習会」(本部・さいたま市)のノウハウを取り入れた授業に「期待以上」「子どもたちが生き生きとしてパワーにあふれている」と高く評価し、移住を検討する親もいた。

 先進的な教育を展開することで、移住先として武雄を選んでもらおうと企画。埼玉県と愛知県が1組ずつ、福岡県6組、長崎県3組、県内は佐賀市と伊万里市が1組ずつ参加した。

 歓迎式では6年生が武内小と武内町の自然や環境の素晴らしさを紹介し、代田昭久校長が官民一体型学校の内容と狙いを説明した。

 授業ではツアーの子どもたちが地元の児童と一緒になり、反転授業(スマイル学習)や、短時間で複数のカリキュラムを小刻みに行う「花まるタイム」を体験した。タブレット端末も使い、地元の子どもたちと笑顔でコミュニケーションをとる場面もあった。

 愛知県常滑市から妻と5年の長女(11)と参加した歯科医飯嶋英文さん(65)は「お仕着せでなく子どもたちのエネルギーがすごく出ていて、それがきちんと方向づけされている。自然も豊かで、事情が許せばここに来たい」と好意的。長崎県新上五島町の会社役員川島隆さん(60)は「公立なのに、学習塾と連携してここまでのことができる学校は見たことがない。タブレットの活用も含めて参考になった」と話した。

 小松政(ただし)市長は「東京と地方の格差の一つが教育だったと思う。それを埋める以上に伸ばすことで多くの人に来てもらえるのではないか」と期待した。

 この日は市内の商業施設や病院、市図書館などを見学し、夜に地元の人たちと懇談した。18日は市内の空き家やアパートなど5、6件の物件を見て回る。

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