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DV相談員指針改定へ 交際相手の暴力、障害者虐待も対応

2014年10月30日 10時02分

新たなDV対応マニュアルについて関係機関が協議した県DV総合対策会議=23日、佐賀市のアバンセ
新たなDV対応マニュアルについて関係機関が協議した県DV総合対策会議=23日、佐賀市のアバンセ

 佐賀県は、ドメスティックバイオレンス(DV、家庭内暴力)に関する相談員向けの対応マニュアルと安全確保指針を「DV被害者支援マニュアル」として統合する。昨年7月のDV防止法改正で保護対象が拡大したためで、交際相手からの暴力(デートDV)や、障害者虐待に関する対応を新たに盛り込む。

 新マニュアルは「DVについて」「被害者の安全確保」「被害者の自立支援」の3章構成。今回追加するデートDVや障害者虐待の定義、対応の具体的な項目は今後、関係機関と協議する。本年度中に500部作製し、県内市町の相談員や医療機関、県警に配る。

 これまでは、窓口対応の流れや被害者支援の方法などを記した「DV被害者対応マニュアル」と、緊急時の対応や具体的な支援事例をまとめた「県DV被害者安全確保ガイドライン」があった。

 県DV総合対策センターが2013年度に受け付けた相談件数は1361件。11年度は1585件、12年度は1388件で、わずかに減少傾向にあるものの、センターは「相談しにくい場合もあり、被害が減っているとは言えない」とみている。市町の相談員からも「相談が少なく、実態把握が難しい」「周りの目が気になり、相談者が来庁を敬遠する」などの意見が上がっている。

 県DV総合対策センターは「人目が気になって相談しにくいケースもあり、相談員には、別の市町在住者でも相談に乗るようにしてもらっている。相談員が適切な支援ができるようなマニュアルにしたい」としている。

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