| トップ |佐賀県内ニュース | |||
| 故内藤さんの研究集大成 「吉野ケ里と徐福」刊行 | |||
サガテレビの専務や副社長を務める傍ら、古代史研究を続けた内藤大典さん(1928-2005年)の遺稿をまとめた『吉野ケ里と徐福-佐賀平野で始まった弥生文化-』が刊行された。 東アジア文化交流史研究会(後に「東アジア文化交流振興協会」)を組織し、各地に渡来伝説がある徐福を軸に、佐賀平野とアジアの古代交流に焦点を当てた内藤さん。約2200年前、徐福の集団が有明海を経て佐賀平野に入ったとみて、中国での調査や考古学者らと進めた研究成果を披露している。 徐福は不老不死の薬を探したとされるが、内藤さんは「奥の深い中国文明の英知に通暁した文化の使徒である。同時に既に万里の長城の構築を終えていた土木建設や建築技術や測量技術の専門集団を揃(そろ)えた『先進的なハイテク技術集団』でもあった」と推論。徐福が「中国の城郭都市を参考に、吉野ケ里遺跡の弥生都市を描いた」とみる。 出版を目指して準備していた原稿を、久留米大学比較文化研究所の森醇一朗さん、県教委の蒲原宏行さんが編集。「編集を終えて」では、「徐福という一人の人物を介して、歴史認識の共有から生まれる『日本と中国と韓国の東アジアにかかる確かな友好の虹』を見ながら、人類の永遠の平和を願ったのである」と内藤さんの功績を顕彰している。 A5判、214ページ、1500円。問い合わせは佐賀県徐福会事務局、電話0952(28)6260。
【写真】内藤大典さんの『吉野ケ里と徐福-佐賀平野で始まった弥生文化-』の表紙 |
|||
| 2008年06月29日更新 | |||







![renewal_buhinai_01[1].gif](/var/rev0/0156/1280/200873022453.gif)















