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「手がけたもの花開かせたい」 知事出馬会見一問一答

 3選出馬を表明した古川知事の記者会見の内容は次の通り

 

 【知事の冒頭発言】

 ここ数カ月、出馬するかどうか考えをめぐらせていたが、今日、意志を固めた。これまで「佐賀県を21世紀にふさわしい、日本をリードする地域にしていきたい」「県のスペック(性能)を新しい時代の仕様に変えたい」と、県政の土台からさまざまな改革を進め、一定の評価を得てきた。情報公開では毎年、上位にランクされ、トライアル発注やパーキングパーミットなど佐賀県発で全国に発信した政策もいくつもある。 

 佐賀牛輸出問題など、前向きにやっていこうという思いがマイナスに働いたことなど反省すべき点もあったが、県政はまっすぐに前を向いて進んでいると思う。 

 次の4年間、機会が与えられるならば、これまで手掛けてきたものの花を開かせたい。鳥栖市の九州国際重粒子線がん治療センターもあと3年でオープンする。時代が大きく変わっていく中で、佐賀県の産業構造も大きく変わって行かなくてはならない。雇用問題、福祉や医療の課題にも応えなければならない。

 

 【質疑】

 ―最終的に出馬を決めた最大の理由を。

 

 時代が大きく変わる中、県の産業や雇用を未来に向けて責任ある形にまとめていきたい。私に責任ある役を果たさせてもらいたいと思った。

 

 ―無所属で立候補するか。政党の推薦などは。

 

 無所属で出る。各政党や団体の推薦については、これから後援会と議論していく。現時点ではまだ決まっていない。

 

 ―国政への転出や民間の大学へ移るなどの見方もあったが。

 

 うわさは承知していた。それだけに、先延ばしはかえって混乱を招くと思って発表した。私自身は選挙に出るか出ないかだけで、そのほかの選択肢は考えていなかった。

 

 ―次期の意気込みを。

 

 重粒子線センターにしても、自分が県政を担当するようになって出てきた話が具体化する。見届けないといけないという思いがある。最近の世界情勢の大きな変化の中で、県の新しい形を作り上げなければらない。これまでやってきたことを完成させ、新しいことに挑戦する3期目であれば-と願っている。

 

 ―現時点で2期目をどう総括する。

 

 1期目で始めたことがひとつの節目を迎えた。例えば、新幹線やプルサーマルなどで、その中でまた新しいものを生み出していく、という潮目の時期だと思う。

 

 ―今日の表明のタイミングと、記者会見の形式を選んだのはなぜか。

 

 最初に出馬に関する質問があったのは、年頭の会見だったと思うが、7月以降は毎回取りざたされた。いろんなうわさがある中で、あまり延ばしていると、非常に迷っているような印象を与えかねないと思った。自分自身が思いを固めるのと、議会や県議にどのように話していくか、タイミングを図っていた。今回も(議会の一般)質問に対して答えることや、それ以外に議会の場で表明することも考えた。決めた以上は1日も早くお知らせするのはどうしたらいいか、総合的に判断してこういう形にした。

 

 ―2期目で一番大きな仕事は何だった。

 私にとってもっとも大きかったのは、重粒子線センターに着工したこと。全く新しい話だったので、今期の中では大変大きなことだった。

 

 ―雇用・産業について具体的施策はあるか。

 

 産業・雇用については私なりに勉強している。これだけ円高が進み、エネルギーの変革が進む中で、県の産業がこのままでいられるのか、企業で働く人がこれからもきちんと働き続けられるか、危機感を持っている。時代に合う形で、時代を引っ張る形の産業構造にならなければならない。それについては、できるだけ具体的な形のものをマニフェストの中で明らかにするように努力したい。

2010年09月06日更新
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