|
佐賀新聞社は暮らしや県政運営について、県民の満足度などを聞く第19回「県民世論調査」を実施した。2期目最終年となる古川康知事の評価は「評価する」が67・3%で、前回調査を11・6ポイント上回った。行動力や決断力、リーダーシップに高い評価がある一方、評価しない理由には「市町村との連携不足」や「政策決定に疑問」が上位に挙がった。県政全般の満足度は3年ぶりに「満足層」が「不満層」を上回り、今後の暮らしぶりについては「悪くなる」と答えた人41・0%に上った。円高・デフレによる経済の先行き不透明感が生活不安を募らせた格好だ。
県民世論調査は1991年から実施している。有権者を対象に全20市町の600人から有効回答を得た。
8年目の古川知事に対し「評価する」18・8%、「どちらかといえば評価する」は48・5%だった。評価する理由は「行動力」が42・3%でトップ。次いで「決断力とリーダーシップ」23・0%、「情報公開が進んだ」20・0%の順だった。
一方、「どちらかといえば評価しない」は17・7%、「評価しない」は4・3%で、マイナス評価は前回を1・3ポイント下回る22・0%だった。評価しない理由は「市町村との連携不足」(28・0%)が一番多く、前回最多の「政策決定に疑問」は25・8%で2番目となった。
この1年は、賛否が分かれる大きな政策課題があまりなかったことも知事の支持率に影響したとみられる。
県政全般の満足度については「満足」「ある程度満足」を合わせ「満足層」は30・4%で、前回から2・6ポイントアップした。一方、「大変不満」「少し不満」を合わせた「不満層」は25・3%で前回より3・7ポイント下回った。「どちらともいえない」は44・3%。
今後の暮らしぶりについては、「よくなる」が前回より4・8ポイント減少し6・5%。「悪くなる」は9・5ポイント増え41・0%。「変わらない」が52・5%。今後力を入れてほしい分野(複数回答)は「医療・福祉」が40・2%、「景気・雇用」38・3%と多く、厳しい経済情勢と社会保障への不安感を反映している。
|