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地上デジタル放送(地デジ)の難視聴対策として、佐賀県や関係市町がケーブルテレビ(CATV)網整備に取り組む。CATV事業者へのケーブル敷設費助成などで、県内7市4町の4万6千世帯をカバーする。国負担を含めた総事業費は63億4千万円で、2011年3月までにほぼ整備を終える計画。2市1町では共聴施設も整備し、県内のすべての地デジ難視聴区域を解消する。
CATV網整備は、鳥栖、神埼、佐賀、多久、嬉野、鹿島、伊万里の7市と、みやき、吉野ヶ里、大町、江北の4町で行う。難視聴世帯が散在して採算面でケーブル敷設が難しかった地域で行う。4月以降、順次着工し、11年7月の完全移行に間に合わせる。
事業費負担の内訳は、国が24分の6、県と市町が24分の7ずつ、CATV事業者が24分の4となる。県は「ICTふるさと元気事業」から計17億円を補助する。補助対象は6事業者。
共聴施設整備は、鳥栖市、伊万里市、有田町の一部地域の175世帯を対象に行う。総事業費は5千5百万円で、国の補助で整備する。
民放が1局しかない佐賀と徳島は、県外波と県内波の強さが違うという特殊事情がある。志波幸男・県統括本部副本部長は「徳島は3月でケーブル網が9割程度整備される。佐賀は視聴できる地域、世帯の区分けが難しく、調査と対策に時間がかかった。CATV網整備はインターネットの通信環境向上にもつながるため難視対策に選んだ。10年度内の完全整備を目指す」と話す。
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