武雄市の山口耕雲さん 前作は父・流水さんの書
武雄市の書家で日展会友の山口耕雲さん(70)が同市の武内小(福山妙子校長、156人)の校歌の歌詞を書いて贈った。16日に同校であった贈呈式で、児童は山口さんにお礼の気持ちを込め、体育館に掲げられた歌詞を元気よく歌った。
山口さんと知り合いの福山校長が依頼。校歌は1~3番まであり、山口さんは「みんな仲良く学びゆく 楽しい武内小学校」など、文字の配置や歌詞に間違いがないか気を配りながら、縦80センチ、横240センチの紙に書き上げた。
贈呈式では、6年生の山口玲奈さんが「美しい字を読んでいくうち、校歌が心に刻まれます。感動しています」とお礼の言葉を述べた。
旧校舎の講堂時代から体育館に掲げられていた「前作」は、山口さんの父で、書家の故山口流水さんによるもの。親子2代の書が、校歌を歌い継ぐ子どもたちの姿を見守っていく。
山口さんは2007年、県内在住者として初めて日展特選に輝いた書道家。「父も書いていたとは知らなかった」と感慨深く語り、「読みやすさを心がけた。書く中でフレーズも頭に入っていて、子どもたちの一生懸命な歌声を聞くと心が動かされました」と話した。
【写真】武内小の校歌を書いた山口耕雲さん(中央)と同校児童=武雄市の同校
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