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汚泥をたい肥に再利用 夏からは販売も 佐賀市
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 佐賀市下水浄化センターは、浄化作業で出る汚泥を活用した堆肥(たいひ)の商品化を進めている。下水処理の汚泥を資源化する県内自治体で初の取り組みで、センター内に施設を造り、製造は業者に委託する。夏からの販売を目指し、できた堆肥の試験使用を始めている。


 堆肥は、汚泥に「YM菌」を含む堆肥を加え、かき混ぜて活性化させながら50日程度保管する。YM菌が有機性廃棄物を分解し、灰色から茶色に変わってできた堆肥は「種菌」として、再び汚泥と混ぜる。今は種菌を増やしている段階で、一定量を確保すると1カ月に55トン程度の堆肥ができる。


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 センターでは1日20トンの汚泥が発生する。08年度は年間約8千トンにのぼり、県内外6業者に計1億円で処分を委託していた。昨年10月に総事業費7億4000万円で完成した堆肥製造施設では、センターで出るすべての汚泥を処理している。運営は民間委託で委託費用は年間4千万円。これまでより6千万円削減できる。


 商品化に向け、センター内の樹木約560本の植栽工事で3トンを試験使用する。YM菌によるたい肥は臭気を低減させたり、病原菌を死滅させるなど高い施肥効果があるという。


 今後は市の植樹祭で活用したり、夏から商品化して販売する方針。センターの担当者は「廃棄物を資源として活用する第一歩。堆肥化は温暖化防止や循環型社会の構築につながる」としている。


【写真上】植栽工事の中で使用が始まったたい肥=佐賀市西与賀町の下水浄化センター

【写真下】汚泥たい肥化施設で、たい肥が加わった汚泥を掘り返すショベルカー。地中は90度以上の高温になっている=佐賀市西与賀町の下水浄化センター

2010年03月16日更新
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