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ハス再生へ掘干し 佐賀城公園で40~50年ぶり
【写真】堀干しで水位が下がり始めた佐賀城公園の南堀。奥はせき止められた城南橋の橋脚=佐賀市
 佐賀市城内の佐賀城公園のお堀で「堀干し」が進んでいる。姿を消してしまったハスの苗を植え、原因のひとつに考えられる外来種のカメや魚を捕まえる。戦時中も食糧難を支えるレンコン掘りとともに行われ、1960年代まで続いたとみられているが、その後は途絶えた掘干し。40~50年ぶりに姿を見せる堀の底から「何が出てくるか…」。ハス再生とともに興味が集まる。


 対象水域は、西堀と南堀の一部約3万立方メートル。既に上流と下流を土のうなどでせき止め、ポンプ4基で徐々に水を抜いている。底の土壌改良にもつなげようと、地元や自治体、有識者らでつくるハス再生実行委員会が企画した。


地図
 水位が下がれば、南堀に800平方メートルのハス生育区画を二つつくり、ひとつはハスに食害をもたらすとされる外来種のカメなどが入れないようにネットを張って育つ状況を比べる。3月13日には泥をくみ上げる「ごみくい」を市民も参加できる形で行い、併せて近くの赤松小と循誘小の児童が育ててきた在来種のハス苗約200株を植える。泥を天日乾燥して、公園の樹木に有機肥料として散布する計画も温めている。


 佐賀土木事務所の調査では、いつごろまで掘干しが続いていたのか明確な記録は見つかっていないが、赤松校区自治会長の池田耕造さん(78)は「コイやフナも追っていた、農家の人たちの作業風景が目に残っている」といい、「市民から親しまれるお堀として復活してほしい」と、ハスの花が咲き誇る日を心待ちにしている。


【写真】堀干しで水位が下がり始めた佐賀城公園の南堀。奥はせき止められた城南橋の橋脚=佐賀市

2010年02月09日更新

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