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来春卒業予定の大学生・短大生らを対象にした合同会社説明会「さが就職ナビ2011企業研究セミナー」(佐賀新聞社主催)が8日、佐賀市のマリトピアであった。「就職氷河期」の再来といわれる厳しい雇用情勢を反映し、すでに100社を超す企業に登録シートを出した学生もいるなど、就職戦線は早くも熱気を帯びている。この日も参加者は企業のブースを積極的に回り、熱意をアピールした。
出展したのは金融や製造、流通、自治体など地場の19の企業・団体。景気低迷よる採用意欲の後退からか、出展団体数は昨年より2団体減った。
厚生労働省によると、今春卒業予定の大学生の就職内定率(昨年12月1日現在)は前年同期比7・4ポイント減の73・1%。2000年前後の就職氷河期よりも低く、参加した3年生の危機感も強い。
福岡大学工学部の男子3年生(20)=白石町出身=は佐賀県内の製造業を志望。昨年10月下旬から合同説明会に参加するなど早い時期から就職活動に取り組んでおり「状況は厳しいが、しっかり業界研究をして将来性のある会社に入りたい」と意気込む。
デザインや広告関係を志望する九州産業大芸術学部の女子3年生(21)=神埼町出身=は、すでに約120社にエントリー。ゼミでは、10人いる先輩のうち最近まで約半数の就職先が決まっていなかったといい、「面接やエントリーシートの対策など、先輩のアドバイスを生かしながら実力をつけたい」と話す。
企業側も優秀な人材を確保しようと合同説明会を重視している。7月決算のある企業は例年8月ごろから採用活動を始めるが、初めてこの時期から本格的に動いている。担当者は「雇用情勢が悪化していることもあり、学生の意識が高い。やる気のある学生と早い時期に接触できるのは大きい」と狙いを話す。
2回目のセミナーは4月22日、同会場で開く。
【写真】採用担当者から事業内容を聞き、自己アピールする学生=佐賀市のマリトピア
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