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地域の大蛇伝説、取材し劇で発表 神埼市西郷小
写真
 神埼市の西郷小(草場浩校長)4年生が7日、地域に伝わる「大蛇伝説」の劇を発表した。子どもたちは、伝承が残る櫛田宮や区長らに取材を重ね、1年をかけて台本を作成。よく通る声を体育館いっぱいに響かせて熱演した。

 

 4年生35人が3年生の時から、大蛇伝説を素材に地域の人々や神社などに足を運び、聞き取り調査。口承で伝わる伝説を文章に仕上げた。調査の中で、6丁(約600メートル)の大蛇が横たわった状態をとらえて「上六丁」「下六丁」の地名の由来になったことも聞いた。

 

 ストーリーは1900年前、田畑を荒らす大蛇を村人が知恵を出し合い退治する内容。子どもたちは1カ月前から舞台の練習に取り組み、全長6メートルの大蛇は保護者や地域のボランティアが協力して制作した。

 

 劇のクライマックスは、今も地名として残る「蛇取橋(じゃとりばし)」での大蛇の捕り物。川に住み着いた大蛇がカシワの木の煙でいぶされて姿を現わす場面では、会場の人たちが息をのんで展開を見守った。

 

 担任の緒方潤子教諭(49)は「子どもたちは、伝承を調べる中でさまざまな地名の由来も知り、地元に愛着もわいたようです」と目を細めていた。

 

【写真】蛇取橋で大蛇を退治するクライマックスシーン=神埼市の西郷小体育館

2010年02月09日更新
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