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「もっと評価されるべき」 持永只仁の功績賞賛
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 日中両国で人形アニメーションの扉を開いた持永只仁氏(1919~99年)の功績を、教え子らが語るシンポジウムが6日、佐賀市のエスプラッツであった。少年期を佐賀市で過ごした不世出のアニメーターの素顔に迫り、「日本アニメーション史の中でもっと評価されるべき人物」と訴えた。

 

 テレビコマーシャル「NTTドコモダケ」や映画「帝都物語」の特撮を手がけた真賀里文子さんは「『ちびくろさんぼのとらたいじ』で世界的な賞をとっても鼻に掛けず、自分を売り込まなかった。音楽、美術にもたけ、バランス感覚に優れた人だった」と誠実な人柄や仕事ぶりを紹介した。

 

 米国作品として有名な「赤鼻のトナカイ」(64年)、「ピノキオの新しい冒険」(61年)も、持永氏の作品だったことについて、アニメーション研究家の有吉末充・京都学園大准教授は「あの時代に、長編作品が日本で作られたことは驚き。持永氏の仕事はもっと評価されるべき」と語った。

 

 「日中アニメ・シンポジウム」の一環として開催。最終日の7日も同会場で開かれ、午前10時から日中アニメの上映などがある。

 

 持永氏の人間性や作品にスポット当て議論するパネリスト=佐賀市のエスプラッツ

2010年02月06日更新
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