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日本と中国で人形アニメーションの発展に尽くした持永只仁さん(1919~99年)にスポットを当てた「日中アニメ・シンポジウム」が5日、佐賀市のエスプラッツで開幕した。持永さんから指導を受け、現在、日中のトップアニメーターとして活躍する教え子らが”日中人形アニメの恩人”の功績をたたえる。入場無料。7日まで。
持永さんは西与賀小3年から龍谷中卒業までを佐賀市で過ごし、戦前から戦後にかけアニメ制作で活躍。戦後は日中両国を往来しながら、両国の人形アニメーションの基礎を築いた。代表作に、バンクーバー国際映画祭児童映画部門で最優秀賞に輝いた「ちびくろさんぼのとらたいじ」(56年)や「ルドルフ物語」(64年)などがある。
シンポは、佐賀大学ふるさと映像塾などが主催。持永さんのまな弟子で日本を代表する人形アニメーション作家、真賀里文子さんをはじめ、世界的なアニメーションカメラマンの段孝萱さんら日中を代表するアニメーターが顔をそろえた。
持永さんが眠る佐賀市の本行寺を遺族とともに訪れた段さんは「新しい中国のアニメに多大な貢献をしてくれた恩人。先生に負けないよう頑張りますと報告した」と感慨深げに話した。
初日は中国アニメの現状をテーマに議論。6、7の両日は午前10時から持永さんの代表作を上映し、午後から真賀里さんらの講演やパネルディスカッションで「持永只仁の世界」に迫る。
【写真】オープニングセレモニーであいさつする持永さんの教え子や遺族ら=佐賀市白山のエスプラッツ
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