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牛津町の会社員 1年かけて電気自動車作り

公道もOK 夢は「太陽光での走行」

【写真】車検所を手に自作の電気自動車の完成を喜ぶ中澤康弘さん=小城市牛津町
 小城市牛津町の会社員中澤康弘さん(39)が、自家用車を改造して”自作”の電気自動車を作った。車検証も発行され、公道の走行もできる。「環境にやさしいエコな車をどうしても自力で作りたかった」と喜んでいる。

 中澤さんは自動車販売会社の整備士。以前から環境問題などに興味があり、10年以上前から電気自動車をつくる構想を練っていた。車は通勤などに使っていた1991年製の軽自動車。昨年11月、部品調達のめどが立ち、改造を始めた。

 エンジンやマフラーなどを外し、代わりにモーターや制御装置などを取り付け、約1年をかけて組み上げた。うまくいかないときはメーカーや知り合いの整備士に相談。「最初に動いたときは本気で感動した」

 最も苦労した点はバッテリー周りの整備。充電器も自作、家庭用の100ボルト電源で安定して充電できるように工夫。軽自動車のコンパクトなボディにモーターなどをきちんと収納させる作業も難しかったという。車検は「一発」で通った。

 費用は100万円程度。フル充電しても、電気代は30円以下。詳細なデータはこれから実験して集めるが、時速60キロ、走行距離は30キロ以上あるとみられる。

 用途はもっぱら近所への買い物などだが、今後は走行距離を伸ばすなど改良を重ね、さらなる高機能化を図る。中澤さんは「世界に一つだけの車ができた。究極は太陽光発電などの自主電源だけで走るようにしたい」と夢を描いている。

【写真】車検証を手に自作の電気自動車の完成を喜ぶ中澤康弘さん=小城市牛津町

2009年11月26日更新
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