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| 佐賀の高齢者虐待、2年連続増 身体的虐待増える | ||
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2008年度の佐賀県内の高齢者虐待は、前年度比12件増の81件で、身体的虐待が半数を占めた。DV(配偶者からの暴力)や介護放棄で関係施設に保護するなど深刻な事例もあった。 県は高齢者虐待防止法施行の06年度から県内の虐待状況を公表している。08年度の81件は2年連続増で、虐待者内訳は施設職員1件、家族80件だった。06年度は51件(施設職員1件、家族50件)、07年度は69件(家族69件)だった。 08年度の家族による虐待の内訳(一部重複)は、殴る、けるなどの身体的虐待が42件と最も多く、介護・世話の放棄の27件、年金搾取や財産の不当処分などの経済的虐待の26件、暴言や無視など心理的虐待の25件が続いた。07年度は経済的虐待が最も多かったが、08年度は全国の傾向と同様に身体的虐待が増えた。 家族から虐待を受けた人は80件で82人。うち46人が認知症だった。男女比は女性が約8割の65人。年代別は80代43人、70代26人、60代7人、90代も6人いた。虐待をしていたのは息子が最も多く41人。次いで夫が13人、娘11人、嫁と孫がそれぞれ8人だった。 虐待への対応は、家族から引き離したのが全体の約4割の31件。娘が十分な介護を怠って栄養状態が悪化し、80代の老女を老人ホームに保護したケースや、60代の女性がアルコール依存症の夫から首を絞められるなどの暴力を受け、危険度が高いとしてDVの一時保護施設に保護されたことなどがあった。 「高齢者虐待防止ネットワークさが」代表の倉田康路西九州大教授は「県に報告された数字は氷山の一角」と指摘。約3千人を対象に今年行った調査では、450人余りが虐待を目撃したり、相談を受けたと回答したという。「同僚や知人を告発することへの遠慮など、いろんな問題がある。虐待とは何か、どう対応すべきかなど啓発を進める必要がある」と話す。 |
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| 2009年11月23日更新 |







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