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| ホームレス問題 体験談聞き理解深める 佐賀大 | |||
神奈川県出身の嶋田司郎さん(42)=仮名=が約3年間のホームレス体験を語った。飲食業界で長年働き、店長も任せられていたが「人間関係で壁にぶつかり、仕事も家庭も投げ出した」と話し、捨てられたコンビニ弁当などで食いつなぎながら徒歩で福岡に来た経緯や、公園での野宿生活を振り返った。 ホームレスの人たちが路上販売をして収入を得る情報誌「ビッグイシュー」の販売体験にも触れ、「街頭で交わす会話にぬくもりを感じ、自立の一歩になった」と語った。講義翌日から仕事に就くことも明かし、「きょうは路上生活からの卒業式。頑張って社会人に戻りたい」とした。 講義では、支援団体「ビッグイシュー福岡サポーターズ」の田中敦子さんが、派遣切りなどで若い世代のホームレスが増加している傾向や、満足に医療を受けられない実情を報告。孤立化や就職難を改善するための官民共同の「就労自立支援センター」や、借家や就職の際の保証人を確保する「全国保証人バンク」構想について紹介した。 受講した男子学生(20)は「人ごととは思えず、支援活動に参加したい」。福岡市で炊き出しにかかわったことがある田中雪子さん(18)=文化教育学部1年=は「こうした学習の場が、偏見をなくす機会になってほしい」と話していた。 厚生労働省のホームレス概数調査(1月)によると、該当者は全国1万5759人。福岡県には1237人、佐賀県には39人がいる。 【写真】約3年間のホームレス体験を大学生に語った嶋田司郎さん=佐賀大学本庄キャンパス |
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| 2009年11月19日更新 | |||







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