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「血の通った裁判に」 県民カレッジで佐木隆三さん講演
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 裁判員裁判に関する講演会が24日、佐賀市のアバンセであり、作家で北九州市立文学館館長の佐木隆三さんが講演した。佐木さんは裁判官など法曹界について「業界内の、量刑の”相場”に縛られている」と指摘。「裁判員はそのつど量刑を考えるので、業界の常識に縛られない血の通った審理になる」と期待を述べた。

 佐木さんは『復讐するは我にあり』など、実際の事件を基にした作品を数々発表。オウム真理教や光市母子殺害事件などの重大裁判も頻繁に傍聴しており、マスコミなどで裁判に関する意見を多く出している。

 講演では、これまで傍聴した裁判員裁判の概要を話しながら、裁判員が積極的に意見を述べたり被告人に疑問点をただしたりしていたことを紹介。被告本人や家族、周囲の人の証言も参考にして量刑を考える姿に「生き生きとした活力を感じた」と話した。

 講演会は「県民カレッジ」(アバンセ主催)として開き、約150人が参加した。

【写真】「国民の健全な意識を司法に反映させることが期待できる」と話す佐木さん=佐賀市のアバンセ

2009年10月26日更新

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