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伐採竹を有機肥料に 荒廃した里山整備に一役
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 基山町のNPO「きびっとの杜(もり)」(成冨由久代表)が久留米市の建設機械メーカーと手を結び、モウソウ竹の有機肥料化に取り組んでいる。荒廃した里山整備の一環で、伐採後の竹の肥料化は県内でも珍しい。12日は、専用の重機2台で、竹林の竹約3トンをチップ化した。

 きびっとは7年前から地元の里山を整備。これまでに5万平方メートルの荒廃地に4千本以上を植樹した。ただ、広範囲にわたってはびこるモウソウ竹の伐採、処分に手間と時間がかかることから、作業の効率化と再利用を検討していた。

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 そこで協力を申し出たのが久留米市の建設機械メーカー「九州ナカミチ」(板木健蔵社長)。同社は竹を伐採、チップ化する重機を独自開発、PRの意味も込めて無償で貸し出した。

 12日は、きびっとが管理する竹林約千平方メートルに重機を投入し、普段なら1カ月以上かかる作業を3時間ほどで終え、約3トンをチップ化。今後、雑草と混ぜて半年がかりで有機肥料にする。成冨代表は「伐採や焼却の手間が省けるだけでなく、においもなく効果も抜群と聞いている」と期待する。

 また、福岡県では竹の肥料が1立方メートル8千~1万2千円で販売されており、成冨代表は「肥料販売で新たな活動資金につながる。販路が確保できれば本格的にやってみたい」と話した。

【写真上】重機のバンブーカッターを使ってモウソウ竹を伐採する作業員=基山町園部
【写真下】チップシュレッダーで粉砕され、チップ化されたモウソウ竹

2009年09月13日更新
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