佐賀新聞の情報コミュニティサイト「ひびの」

佐賀新聞の購読申し込み

renewal_buhinai_01[1].gif
renewal_buhinai_01[1].gif
renewal_buhinai_01[1].gif

この時間のニュース

この時間のスポーツニュース

動画チャンネル

佐賀新聞テレビ夕刊

おすすめ情報

さがぐらし

“さがぐらし”はじめませんか?
佐賀市が展開する定住サポート事業の、地域SNS連動型キャンペーンサイトです。

ieさが ieさが(いえさが)オープン!
みんなでワイワイ、ネットで家づくり。新しいスタイルのウェブ住宅展示場です。

ブライダルさが

結婚情報サイト「ブライダルさが」
マイルーム機能、ドレス検索など、お二人の素敵なブライダルを演出します。

ぱれっと

県内求人情報 「ぱれっと」
1週間以内に佐賀新聞紙上に掲載された情報をWebにも掲示しています。

佐賀就活ナビ

佐賀で働く人へ「さが就活ナビ」
産・学・官プロジェクト事業の県内就職情報サイトがオープン!

子育て応援の店

子育て応援の店事業
登録店で会員証を提示すると、子育てにやさしいサービスが受けられます。
47club_icon_s.gif  47CLUB佐賀のお取り寄せ
佐賀の逸品を全国にお届けします。新商品やプレゼント企画も随時開催中!

佐賀のニュース

はてなブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録 livedoorクリップに登録 Deliciousに登録 Googleブックマークに登録 Buzzurlに登録 Twitterに投稿 ひびのに投稿
印刷する 印刷する
トップ |佐賀県内ニュース
化学兵器除去剤の開発に成功 窯業技術センター

 佐賀県窯業技術センター(西松浦郡有田町)は、警察庁などとの共同研究で、サリンなど化学兵器の分解除去剤の生成に成功した。センターが開発して特許を取得している酸化チタン溶液の光触媒機能を応用、汚染現場に散布できる水溶液や分解効果を持つ塗布剤をつくった。実用化に向けてさらに研究を進める。

 酸化チタンは光を取り入れて活性化し、周りの物質の化学反応を促進させる「光触媒」の一種。細菌やにおい、汚れの元になる物質を分解する。同センターは酸化チタンを溶液化する方法で特許(佐賀県有)を持っており、この技術に着目した警察庁科学警察研究所(千葉県)や産業技術総合研究所(茨城県)の申し入れで、2006年から共同研究に取り組んできた。

 除去剤開発には、光触媒機能を高め、分解能力を向上させることが課題だった。共同研究では酸化チタンの結晶を細分化して表面積を広げることを追究。結晶をマイクロ波で急速に加熱することなどで、結晶の大きさを20ナノメートル(ナノメートルは100万の1ミリメートル)から7ナノメートルに細分化することに成功、有機ガスの分解速度を従来の2倍に早めることができた。1リットルの容器に密封したアセトアルデヒド1000ppmに除去剤0・01グラムを入れて実験。従来は3時間かかっていた分解時間が半分になったという。

 開発した除去剤は、ペースト状の塗料と水溶液の2種。科警研での実験ではサリン、タブン、マスタードガスを60分以内に、最も毒性が強いVXを20分以内に99%以上分解する結果が出た。水溶液は汚染現場に散布する使用法、塗料は空気清浄器などに活用する方法が考えられるという。別の学術機関が取り組む生物化学兵器の検知、吸着技術と組み合わせて実用化を図る。

 地下鉄サリン事件などこれまでの汚染事案では、分解除去剤には漂白剤として知られる次亜塩素酸塩や炭酸ナトリウムが使われてきたが、強アルカリ性で人体や動植物を溶かすなどの問題があった。酸化チタンは人体に無害で、製品化されれば世界中に広がる可能性があるという。

 同センターの一ノ瀬弘道副所長は「大きな課題だった分解速度をクリアして手応えを感じている。国はもちろん、将来は民間の役にも立つはず」と話す。

 酸化チタン 鉄の鉱脈などから精製して作られる鉱物。紫外線や可視光線を浴びると活性化して「活性酸素」を作り出し、有機物を分解する。防汚、消臭などの効果がある。世界中で産出されるため安価な上、体内に吸収されないので人体に害はない。菓子などの食品添加物、焼き物や化粧品の白色顔料に使われる
2009年07月11日更新
ロード中 関連記事を取得中...