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九州電力玄海原子力発電所3号機(東松浦郡玄海町)のプルサーマルで使用するウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を海上輸送する計画について、安全審査を実施していた国土交通省は26日、輸送計画を承認した。連絡を受け、佐賀県と玄海町は直ちに同社に対して「了解する」と回答。3月には輸送船が欧州を出航する見通しとなり、国内初のプルサーマルが今秋にも始まる可能性が大きくなった。
九州電力が申請した輸送計画を審査してきた国交省は「法令に基づく安全基準に適合している」として、安全確認書を交付。これを受け、県と玄海町はそれぞれ同社の担当者を呼び、輸送について事前了解する回答書を手渡した。
古川康知事は「一義的に責任を負う国が国際ルールに基づき、安全性を確認した。輸送は極めて技術的な問題で、県が付加して判断する要素はない」と説明。玄海町の岸本英雄町長は「国と事業者が互いに安全を確かめ合うことを前提に了解した。安全第一に運んでほしい」と述べた。
県から事前了解を受けた九州電力佐賀支店の石川伸一課長(原子力担当)は「自治体には十分に説明してきたので、了解してもらったと理解している。輸送については安全対策に万全を期したい」と話した。
MOX燃料は2-3カ月で到着する見込みで、玄海原発に搬入した後は同社が受け入れ検査を行うとともに、国が輸入燃料検査を実施する。3号機は8月下旬から2カ月程度、定期検査を行う予定で、MOX燃料は定期検査に合わせて装荷される公算が大きい。
計画では四国電力伊方原発3号機(愛媛県)、中部電力浜岡原発4号機(静岡県)で使用するMOX燃料と一緒に輸送。伊方3号機は昨年12月に定期検査を終え、浜岡4号機は25日に検査が始まったばかりで、日程からみると玄海3号機が国内最初のプルサーマルとなる可能性が大きい。
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