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新野菜アイスプラント 土耕栽培で注意喚起

 プチプチとした食感で、塩味の新野菜として注目を集めているアイスプラントの栽培について、商品化した佐賀大学農学部の研究グループが、土での栽培に注意を呼び掛けている。主要な県産品は水耕栽培だが、土耕栽培の場合、土に重金属が含まれると吸収、蓄積する可能性があるという。後発の農家などに十分な土壌分析を促している。

 アイスプラントは南アフリカ原産でザクロソウ科の1年草。ホウレンソウ大の緑色の葉をつけ、根から塩化ナトリウムを吸収、茎や葉にある袋状の透明な細胞に蓄積する。

 佐賀大のグループは、干拓地の塩害改善作物として研究。食用も開発し「バラフ」の名称で商標登録をした。栽培方法は「地中にカドミウムなどの有害な重金属が含まれている場合、一般作物以上に吸収、蓄積する特性があった」(野瀬昭博教授)として水耕栽培を選択した。

 現在は大学発ベンチャー企業の指導で、唐津市厳木町と浜玉町の2法人4農家が1日に約2000パックを生産、出荷。大学系とは別に「プッチーナ」の名称で佐賀市富士町で水耕栽培品を生産している農家もいる。指導しているJAは「水や肥料、生産物もすべて分析しており、問題はない」と話す。

 最近では、これ以外にも生産に乗り出す農家や、種苗を販売する店が増えている。野瀬教授は今月、土耕栽培とみられる商品を県内で見かけ、店に栽培環境を確認するよう促した。

 同教授は、土耕栽培について「重金属の有無など、精密に土壌分析したうえで栽培すべき」と注意を喚起している。

2009年01月24日更新
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