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| 凶悪事件防ぐ極刑を 入院患者射殺事件で遺族陳述 | |||
「暴力団根絶は社会全体の願い。凶悪事件を未然に防ぐ意味でも、亡き主人と残された家族の代表としても、極刑を望みます」-。佐賀地裁判決から5カ月半。一審に続いて意見陳述に立った被害者の妻篤紀さん(36)は、涙で声を詰まらせながらも強い口調で裁判官に迫った。閉廷後は初めて報道陣のカメラと正面から向き合い顔を出した。「普通の生活ができなくなる不安がありましたが、この方が感情を伝えられるのなら頑張れることは何でもやりたい」と切実な思いを吐露した。 被告人質問の後であった篤紀さんの意見陳述。裁判長から「座ったらどうですか」と促されたが、「今田被告が座っていたいすに座りたくありません」と断った。 10月18日に宮元さんの一周忌を終えてから1カ月以上かけて書いた意見陳述。夫が殺害されてからの1年間を「地獄の中にいる苦しみ」と表現した。「親子連れを見るたびに子どもたちの表情を気にし、寂しい思いや惨めな思いをしていないかばかり考えた」と泣きながら訴えた。 道仁会との示談については弁護士に一任していたことを明かし「お金を返せば刑が重くなるのなら、返してしまおうとも考えた」。今もそのままにしているといい、「そんなお金より夫が生きていた方がどれだけ幸せだったか分からない」と声を震わせた。 一審判決後、「宮元さんは暴力団関係者で誤射でない」という内容の今田被告の手記が雑誌に掲載されたことには「夫と家族にいわれのない屈辱を与える被告に憎しみが増している」と語気を強めた。 閉廷後の記者会見では、暴力団の抗争がいまだに終結せず、三養基郡みやき町に道仁会の本部関連施設の移転の動きがあることについて、篤紀さんは「いつ市民が巻き込まれるか分からない状況。市民を傷付ければ重い刑を科されるのだということを高裁判決で示してほしい」と訴えた。 【写真】切実な思いを伝えるために「(顔を出した方が)感情を伝えられるのなら」と、顔を出すことを認めて会見に臨む宮本篤紀さん |
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| 2008年11月28日更新 | |||







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