【投手力】馬場、久保の継投 鍵
県大会は3回戦から決勝までの4試合を馬場―久保の継投で乗り切った。
左スリークオーターの馬場は緩急をつけ、打たせて取る。4月から腕を下げ、制球力が増した。直球、スライダーで内角ぎりぎりを突くなど勝負度胸もある。右上手の主戦久保は135キロの直球とキレのあるスライダーを軸に組み立てる。21回2/3を投げ、24奪三振。球威があり、防御率0.415と安定感もある。
継投機に加え、2人をリードする捕手市丸の配球も重要になる。馬場は不用意に出す四球、久保は立ち上がりの力みを注意したい。
【攻撃力】好機にたたみかける
百崎監督が目指す「つなぐ野球」を徹底する。県大会5試合でチーム打率は3割3分1厘、計39得点。単打、犠打などで次打者につなぎ、毎試合で4点以上のビッグイニングをつくった。好機で一気にたたみかける集中力があり、上位下位ムラなく、どこからでも点を取れる。
先頭の辻を2番井手が送り、中軸でかえすのがパターン。柱は長打力のある3番副島とアベレージヒッターの4番市丸。市丸はチームトップの9打点を挙げ、勝負強さも光る。6番田中はバント、エンドランなど小技にも対応でき、攻撃の起点となる。長打も狙える7番江頭、9番には俊足の馬場崎も控え、切れ目はない。
【守備力】堅実なプレーのセンターライン
センターラインは堅い。投手をリードする捕手市丸、球際に強い遊撃井手が堅実なプレーで内野陣を引っ張る。中堅馬場崎は強肩で守備範囲も広い。2年の両翼大串、江頭も守備は安定している。県大会5試合で4失策。本番までに送球、捕球の精度を高め、投手陣をもり立てたい。
【総合力】投打まとまり チームに勢い
投打にまとまる。春の県大会までは結果を出せなかったが、佐賀市長旗の後、NHK杯を制し、リズムに乗った。チームが目指すのは投手を中心とした「守り勝つ」野球。堅守からリズムをつかみ、粘り強い攻撃で点を奪いにいく。7年ぶり2回目の出場で初の全国1勝を狙う。
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