| トップ |一般記事 | |
| 高校野球佐賀大会回顧―佐賀商 攻守高い能力 全試合先制、前半で主導権 (08年7月23日) | |
佐賀商 攻守高い能力―全試合先制、前半で主導権第90回全国高校野球選手権佐賀大会は佐賀商が2年ぶり15回目の優勝を飾り、熱戦の幕を閉じた。シード校3校がベスト8入りするなど攻守に力のあるチームが順当に勝ち上がった今大会。41校が聖地「甲子園」を目指して戦い抜いた12日間を振り返る。
主戦古賀昭は試合を重ねるごとに勝負強さが増した。直球主体の笠継が調整不足で連投となったが、コースを丁寧に突いて連打を許さなかった。決勝では外野手が大飛球を2度、好捕。ピンチにも動じない堅守で相手に流れを渡さなかった。 準優勝の鳥栖も攻守にまとまっていた。原動力となったのはエース田畑。緩急をつけた投球で全5試合を1人で投げ抜き、バックも3失策と安定した守備で支えた。打線の破壊力はなかったが、足を絡めて好機を生かすそつのない攻めは見事だった。 57年ぶりに4強に進んだ第4シードの伊農林は上位から下位まで打線の切れ目がなく、井手揚や中井兄弟らが前評判通りの攻撃力を見せた。鳥栖工は昨夏、甲子園を制した佐賀北を3回戦で破り、勢いに乗った。右腕山口は140キロ近い直球と落差のあるスライダーを武器にチームの躍進を支え、今大会屈指の投手として注目を浴びた。一方、第1シードの鳥栖商は2回戦で3人で継投した武雄に0―1で敗退。初戦の難しさをあらためて示した。 今大会では全40試合中36試合で先制したチームが勝利を飾った。佐賀商が顕著な例だが、先制点が勝利に重要であることを再認識した。一方、その裏返しとして、終盤の逆転劇は少なかった。延長戦も昨年から3試合減って1試合だけ。投手力の向上と見ることもできるが、絶対に逆転できるという強い思いが足りなかったのではないか。 ベスト8の学校を地区別に見ると佐賀、鳥栖、伊万里地区が2校ずつで唐津、武雄が各1校。県内全域のレベルが均一化し、どこのチームもチャンスがあることを示した大会でもあった。晴天が続き、2004年以来、雨による順延は1試合もなかった。 全国大会は8月2日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する。佐賀商は持ち前の打撃力と安定した守備で、同校11年ぶりの夏1勝、さらに昨夏の佐賀北に続く活躍を期待したい。 【写真】2年ぶり15回目の優勝を飾り、優勝旗を手にダイヤモンドを1周する佐賀商ナイン=21日、みどりの森県営球場 |







![renewal_buhinai_01[1].gif](/var/rev0/0104/6512/200873022453.gif)














