佐賀商応援団 喜び爆発
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2年連続で甲子園出場を決め、大歓声をあげる佐賀商応援団=みどりの森県営球場
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「甲子園で勝ち星を」
9回表二死。二塁手からトスを受けた遊撃手が二塁ベースを踏み、審判の右手が挙がった。その瞬間、三塁側の佐賀商スタンドは、赤いメガホンが夏空に舞い上がった。26日にあった夏の高校野球県大会決勝。伝統校対決は、佐賀商が粘る佐賀西を再び振り切り連覇。声を枯らし声援を送り続けた応援団は、互いに抱き合い、喜びを爆発させた。
佐賀商スタンドには約800人の生徒とOBらが駆け付けた。初回、いきなり二死二塁のチャンスに、応援は一気に盛り上がる。山口哲志選手が先制三塁打を放つと、大歓声が沸き、母の恭子さん(47)は「いいところでよく打ってくれました」と目を細めた。
3回、田中龍二選手らのタイムリーなどで一挙四点を追加すると、スタンドは押せ押せムード。しかし、中盤以降は佐賀西の反撃で、ハラハラの連続。ピンチの場面では、手を合わせ祈る女子生徒の姿も。
ピンチの後にチャンスあり。8回、佐賀西の猛攻を一点でしのぐと、直後、再び打線が爆発。応援のボルテージも最高潮に達した。「よし、このまま行けるぞ」。
そして最終回。エース大隈浩の力投を見守った母の律子さん(45)は「気迫がいい結果につながった」。言葉を詰まらせ、わが子の晴れ舞台にエールを送った。
1994年、同校のエースとして全国制覇を成し遂げたひらまつ病院の峯謙介さん(29)は「しぶとい守りから攻撃へとリズムをつなげられた」と後輩らの奮闘を褒めたたえた。
2年連続の甲子園出場を決め、同校の川副正文校長(58)は「前年の優勝校というプレッシャーに負けずよくやってくれた。甲子園では昨年の雪辱を胸に、1勝でも多く勝ち星を挙げてほしい」と期待を込めた。
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