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【7】「招福」(10年2月14日)

神様の口上響く (姉地区・神埼市千代田町)

「姉の七福神」の「えびす様」

 「七福神の入りー」「福はこなたに(この家に)、どでん(とても)、どっさい(たくさん)」-。神埼市千代田町姉地区に約300年前から伝わる「姉の七福神」。毎年2月の第1土曜日、神様にふんした男たちの口上が地区の家々に響き渡る。

 

 姉の七福神は、毘沙門天(びしゃもんてん)、寿老人、福禄寿、弁財天の代わりに、歳徳(としとく)、じい、ばあ、嫁が入るのが特徴。案内役の宰領人を入れた8人で地区を練り歩き、家々の座敷に豆をまき、お謡(うた)いを披露して家内安全と豊作を祈る。化粧や墨でメーキャップを施したユーモラスな姿に、迎え入れた家の人からは笑い声が聞こえてくる。

 

 現在、この招福行事を守るのは2006年に結成された「姉七福神保存会」の36人。一時は、担い手不足で地区の半分を回るのが精いっぱいだったが、永沼彰会長(62)は「今年は2組16人で約80戸を訪問できた」と目を細める。伝統とともに、地区のきずなを守っていく。

 

神埼市千代田町姉地区の位置情報

 


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