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| 【2】「気合」(10年1月10日) | ||
無心になり 寒げいこ 清水の滝(小城市小城町)
玉簾(すだれ)の滝とも呼ばれる小城市小城町の清水の滝。落差は約75メートル。その清らかな流れは「名水百選」に選ばれている。「ザザー」と流れ落ちる水音は、目を閉じれば森を駆け抜ける軽やかな風の音のようにも聞こえる。
滝は古くから霊場としても知られ、滝行を受ける信者から厚い信仰を集めた。今では行者の姿はほとんど見ないが、正月には空手道場の門下生らが寒げいこに挑む。
まずは黒帯の拳士らが滝つぼに進む。「セイヤ」「セイヤ」と声を上げ、無心になって突きを繰り返す。続いて入った少年拳士からは「冷たい」「痛い」などと悲鳴も。中には泣き出す子もいる。
冷えた体は、パチパチと音を立てオレンジ色の炎を上げるたき火が暖めてくれる。「気合が入った。また今年1年頑張っていけそうだ」―。達成感をにじませる拳士らは口々にそう話した。
清水の滝の位置情報
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