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| 待合室での感染防止へ 県内の取り組み紹介 (09年11月10日) | |||
携帯電話で待ち時間確認も新型インフルエンザ感染が拡大の動きを見せる中、病院・診療所の待合室は、新型インフルの患者と一般患者らが接触するリスクがあり、病院関係者は院内感染に頭を悩ませる。空気清浄機を置いて対処する病院のほか、携帯電話で待ち時間を確認するシステムを導入し滞在時間を短くするなど患者の不安感を軽減させている。
新型インフル感染の恐れがある患者は別室に通し、できるだけほかの患者と接触しないようにしているが、「急に来られた場合、待合室に入ることを拒むのは難しい」。院長は、待合室の患者同士にピリピリしたムードを感じることもあるという。 三養基郡上峰町の「やまだ小児科」は5年前、携帯電話などの情報通信端末から予約できる「iチケット」のシステムを県内で初めて導入した。予約した患者は携帯電話で随時、診察までの順番と待ち時間の目安を確認できる。患者は順番が来る直前に来院し、ギリギリまで車の中で待つなどして、待合室にいる時間を極力少なくできる。 「本来は待ち時間のイライラや順番取りのトラブル解消のために導入したが、患者さん側がうまく利用してくれている」と山田秀二院長。小学生の子どもがかかりつけにしている主婦(38)は「待合室は通り抜けるだけにし、感染のリスクを減らしたい」と言う。 同システムを運用する「アイチケット」(東京)によると、同社のシステムを導入している病院・診療所は全国で約900カ所。県内は9カ所。ほかにも50社ほどが携帯電話での予約システムを取り入れているが、同社のシステムは初診の患者も利用できるため、急な発熱時などの受診にも活用できる。 やまだ小児科は10月から院長の自宅部分を改造し「予防接種室」を開設した。ワクチン接種者と患者を完全分離し、感染リスクを断ち切ろうと試みる。山田院長は「病院に来て感染したのでは元も子もない。安心して来院してもらうことが重要」と話す。 【写真】院内に設置したモニターで順番と待 |
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