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昨年10月から今年9月までの1年間に「こころの絵手紙選手権」に寄せられた1913点の中から、永松孝子さんと前田和子さんを年間大賞に推薦しました。
永松さんの9月期の作品は、乾燥したトウモロコシの葉と、かたい小さな粒とのコントラストが効いており、粒の色を変えた色調がいいですね。3月期、9月期の最優秀賞。12月期、7月期の優秀賞と、安定した力と毎回力のある作品を出品し続ける努力家で「年間大賞」にふさわしいと思いました。
前田さんは1月期、2月期と連続の最優秀賞は6年目で初めてです。かわいいうさぎの人形が竹ペンのかすれた筆致に調和して、楽しい気分にさせてくれます。赤い色調がひな祭りの春の季節の到来を感じさせます。文字の配置も無理がなく絵柄とのバランスもいいですね。過去の受賞歴も参考にしました。
この1年間の出品数は月平均にしますと159点となり、昨年とほぼ同じです。この1年間に感じたことは、子どもの作品が増えたこと。県内でも個人でなく、学校でまとめて出品する学校が出てきました。地域の絵手紙ボランティアの方々の指導であったり、先生が直接指導されたり、奈良県の斑鳩東小学校の影響もありますね。最年少3歳から最高齢92歳までの年齢の幅があります。
子どもの作品も、子どもの目線で審査してくれるからうれしいという便りも頂きました。よく「こころの絵手紙選手権」のレベルが高いと耳にします。先月の講評でも述べましたが、常連の方は全国展にも積極的に応募する人がたくさんいます。先日も全国での「大賞」受賞者が出ましたし、入賞者も多く出ています。私は自信を持って応募に賛成です。
今年も「高齢者大学」での絵手紙講座で指導しましたが、受講者72人で、昨年の2倍近い人数でした。そのうち7割くらいの方が絵手紙を送ってくれました。その後のやり取りも結構続いております。描いて、送って、もらって、飾って、集まって楽しい絵手紙。ますますこの輪が広がっていくことを願っています。(絵手紙「星の会」代表、九州漫画の会会長)
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